民団ロゴマーク
団体として
民団は日本で唯一韓国政府公認の民族団体で、国籍を問わず韓国をルーツとする日本で生活する人々で構成されています。
民団は生活団体であり社会団体でもあり、民族差別をなくす運動、国籍による差別をなくす運動、社会的弱者・少数者の権益擁護運動、人権を尊重する多民族・多文化共生社会をめざす運動を展開しています。
- 自主団体として 在日同胞が生存と権益保全のために自発的に創立した任意団体です。
- 大衆団体として 特定の政治団体や宗教団体にくみしない自由民主主義を掲げる大衆団体です。
- 公益団体として 在日韓国人全体の利益をめざすと同時に本国との絆を維持する公益団体です。
民団紹介
在日本大韓民国民団(韓国民団)は、1946年10月3日、東京・日比谷公会堂で「在日本朝鮮居留民団」として、在日同胞の、在日同胞による、在日同胞のための団体として創団され、東京に中央本部、各都道府県に地方本部、各地域に支部等があり、五大綱領(国是の遵守、在日同胞の権益擁護、経済発展、文化向上、世界平和と国際親善)のもと、数多くの運動・事業を展開してきました。
そして21世紀の到来とともに本格的な3世・4世の時代を迎え、多様化するニーズに積極的に対応するための組織改革も積極的に行っており、1994年には名称を「在日本大韓民国居留民団」から「居留」の2文字を削除し、2005年には韓半島にルーツを持つすべての人を団員対象としました。
その後も民団は、日本定住を鮮明に打ち出し、地方参政権獲得運動や「日本地域社会への貢献」を綱領に加えるなど、日本に生きる同胞のための生活者団体として組織改革や活動を益々積極的に行っていくものです。
民団の綱領
民団の基本的な政策・方針を示したもので、6つの柱で成り立っています。
- 我々は、大韓民国の国是具現を期する
- 我々は、在日同胞の人権擁護を期する
- 我々は、在日同胞の経済発展を期する
- 我々は、在日同胞の文化振興を期する
- 我々は、日本地域社会の発展を期する
- 我々は、世界平和と国際親善を期する
名中支部の沿革
名中支部の誕生
1991年7月21曰、名古屋市内のグランドプラザ山王において民団愛知中川支部(創団40年)と熱田支部(創団25年)の合併総会が16時より行われ、新支部役員選出のもと支
その時点で名中支部は数475世带、団員数2,
所在地は旧中川支部とし、またその会館を使用する事も決定された。
これを以て新支部に代わり、中川支部と熱田支部の長い歴史は共に幕を閉じることとなった。この時点で愛知県下の支部数は16支部となる。
合併総会には両支部の団員をはじめ。県本部団長、他
合併総会終了後は別会場で「名中支部設立祝賀会」を行い、和やかな談笑の輪が広がる中、各々が新支部出発の喜びをかみしめていた。
両支部の合併問題はこれまでも何度か議題にのぼっていたがなかなか具体化する事はなかった。しかし1990年12月に両支部に合併準備委員会が発足してからは合併のための諸準備が急速にすすみ、19
この合併は両支部の”対等合併”というこれまでで初めてのケースであり、様々な問題が提起される度に支部準備委員会を中心に本部とも協議を重ね、鋭意問題を解決していった。全てがそこへ向かって行くという努力と熱意の結果だと言える。
名港支部との合併
組織の再活性と合理性ある運営をするため、名中支部と名港支部の合併は1995年に入り進展をみせ、同年10月30日に名中支部の三機関および執行委員会において両支部の合併を推し進めることで同意した。 翌年1996年1月29日に三機関任員および顧問会議において合併準備委員会を構成し、合併全般に関する諸事項を検討・解決し、同年5月19日の名中支部第6回定期大会におき、名港支部との合併が承認された。 その後5回にわたる合同準備委員会会議の結果、1996年8月21日に名中支部と名港支部の合併に関する合意書がとりかわされ、合併となった。
これにより民団名中支部の管轄エリアは熱田区・中川区・港区の3区エリア体制となった。
名中支部管内同胞数
韓国人 | 朝鮮人 | 全外国人 | 名古屋市人口 | |
中川区 | 1,524 | 117 | 6,209 | 220,538 |
熱田区 | 398 | 29 | 2,186 | 66,424 |
港区 | 1,254 | 122 | 8,255 | 144,688 |
支部管内総数 | 3176 | 268 | 16,650 | 431,650 |
総数(名古屋市内) | 15,752 | 1,095 | 78,435 | 2,316,316 |
※ 外国人住民数 2017年12月現在
名古屋市区境-名中支部エリア図